獣害対策用に高い強度をもつネットとして太径・被覆タイプのステンレスネットを製作しました。1.5㎜ステンレスワイヤーにナイロン被覆を施した線径は2.0㎜。現在編網できる最大の仕様となります。
今後、実証試験を経て製品化を進めていかれるとのことで、完成次第こちらでご報告させていただきます。
当社ではこのように用途にあわせた特注にも対応しております。
ZX45-30Kが福井県美浜発電所の関連施設に採用されました。ゼノックスの不燃性やSUS316の耐食性、軽量、30㎜角目の目合いサイズなどを基準に選定いただき、設置面積も1000㎡を超えます。
ゼノックスならではの特徴を評価いただいた事例として掲載させていただきます。
ZX100-80を某公園管理事務所の手すりに安全対策用として設置しました。
階段部分では傾斜にあわせて菱型の角度を調整し、約35㎜径のパイプの1.0㎜のステンレスワイヤーで直接編み込みました。
ゼノックス特有の有機的な意匠と周囲の自然環境が調和しています。
産業新聞社が発行する鉄鋼・非鉄金属業界の専門紙「日刊産業新聞」の【特殊鋼・ステンレス・鋳鍛鋼】特集でゼノックスシリーズが掲載されました。
建築以外の分野でも、新しいステンレス素材として注目を浴びています。
日本の伝統技術と、世界に誇る編網技術の融合により誕生した《ゼノックスシリーズ》が「2021 年度グッドデザイン賞」を受賞することができました。
SUS316ならではの経年劣化に強いネットとして建築物やランドスケープを重視するエリアへの用途が広がった点と、金属同士の摩擦を防ぐビニロン糸の被覆を施して結節し、その後に融解する方法にたどり着いて生産可能にした独自の生産方法を評価されました。
これまでにない唯一無二の新素材として、様々なフィールドでの活躍をご期待ください。